死に惑う息の根をあなたが止めて｡.

郁ん家の玄関にもちゃんと同じ物飾るんなら良いよ｡()ふーん､口実より､郁がまた逢いに来て､って可愛くお強請りしてくれる方が効果的って教えといてあげる｡─…ふ､…郁､可愛いよ｡…っ…､…は｡(誘えば従順に差し出される舌先の紅が左右艶かしく揺れる光景は脳をくらりと揺さ振り｡諸手で側頭部を包み指先で髪を撫で､揺れる舌先目掛け差し出す舌先から､とろぉ､唾液垂らし伝わせ｡ぷつり､途切れた銀糸を追ってちゅる､くち､唾液纏う舌先を互いの口外で擦り合わせ､吸い付いては甘く食み戯れ､じわりじわりと躰の火照りを齎す口付けに双眸伏せ浸り｡)──ん､おっけー｡

　
……え｡可愛い置物いっぱい買って､玄関に飾って貰おうと思った､のに｡ふふ､又来て貰える口実が欲しいだけだから､何でも良いの｡──…は､…っ…〜…ん､( 唾液で濡れる喉許は残された余韻に熱を持ち､半開きになった唇を舌で撫で吸われる感覚にぴりぴりと為た甘い痺れが迸り吐息が震え｡離れていく唇に名残惜しさ抱きつ､至近距離で交える視線に捕われ瞬きすら忘れて見詰め返しては､誘う様に唇を撫でる指に従って唇を開き､舌を差し出す様に晒し乍ら耳を弄る指先を後ろ髪に滑らせ､求める様に小さく舌先を左右に揺らし｡ )──遅くなって御免､ね｡ちょっと斑になっちゃうかも､｡続けられたら嬉しいけど､都合悪かったら遠慮無く蹴って｡
　

変な置き物とかは要らねぇかんな｡んー…､肉美味かったくらいしか感想無さそうだけど｡─…ふ､かわいー｡…郁､口開けて､舌出して｡(掌に擦り寄る仕草､僅かに跳ねる肩と漏れる吐息に覚える愛しさは変わらず｡耳許弄ぶ指に時折双眸細め､顎先迄辿った舌先で甘音漏らす唇軽く撫でては､かぷ､甘噛みと共に淡く吸い付き｡触れた唇を離し開けた僅かな距離で真下に捉える彼女見詰め､開口指示と共に頬撫でる指腹でそっと唇撫で誘い｡)

　
了解､わたしのセンスが輝くお土産､たんまり買って来るね｡そっか､ＢＢＱ良いなあ｡いっぱい楽しんできて｡お土産話､期待為とく｡〜…っ､ぁ｡( 頬や目許､耳縁を撫でる指先が心地良く擦り寄る様に小さく頭を振り｡耳裏に中指を差し込み食指と挟むとふにふにと遊ぶ様に指先を動かし､不意に頚筋を這っていく舌の感触にぞわりと背筋粟立ててはぴく､微かに肩を揺らして吐息洩らし｡ )
　

お､いーじゃん｡土産いっぱい買って来て｡…俺は平日は仕事､後半は実家行ったりBBQしたりいつも通りのGWて感じ｡(受け入れるように上がる顎先に気付けば口許の笑みを深め｡背に添えられる腕と耳縁を撫でる柔らかな指先の感触に誘われ隻手同様に指の隙間に彼女の柔髪を通し､拇指腹で頬や目許､耳縁を緩々と撫で｡触れる唇の隙間から舌先覗かせては､ちゅぷ､れろ､喉許から顎先へゆっくりと舌先這わせ撫で上げ｡)

　
〜…ん､っ…旅行は明後日から行く｡平日だから､少しは渋滞マシになるかなあ､って｡捻くれくん､は?｡( 翳る視界に視線を上げ覆い被さる彼を見据えては､頚筋に寄せられる顔に合わせて僅かに顎先を浮かせ｡リップ音立て施される口付けに口許綻ばせ乍ら背中に緩く腕を廻し､一方の手を隻頬に添えて其の儘横髪を掻き分ける様に指先を滑らせ拇指で耳縁を撫でり｡ )
　

んじゃ俺も充電する｡…GWは旅行とか行かねぇの？(誘われるソファの上寝転ぶ彼女の顔横に双腕付き覆い被さり｡僅かな重み与えつつ頸筋顔埋めては彼女の香り堪能し､ちゅっ､ちゅ､りっぷ音と共に何度も唇押し当て｡)

　
うん､いっぱい構って構い尽くしちゃう｡序でに充電為る｡…此方来て､( 横たわるソファーをぽふぽふ､軽く叩いて傍に来るよう促し｡ )
　

んじゃごろごろついでに俺の事も構って｡

　
居る､よ｡ひと通り家の事終えて､ごろごろ為てるところ｡
　

いーく､居る？

　
ふふ､有難う｡寝たらもう忘れたから大丈夫｡でも､癒して貰えるの楽しみに為てる､ね｡
　

　今度時間合えばゆっくり癒したるから頑張りや｡無理したらあかんで｡

　
〜…わあ､さくちゃん､だ｡全然見掛けなくなったから､もう居なくなっちゃったのかと思った､｡顔出し､凄く嬉しい｡有難う､又お話為よう､ね｡
　

郁ちゃん､久しぶりに見かけたから足跡残しておかせてもらうね｡いつも顔出しだけで御免ね｡

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