世間では今日を乗り越えればゴールデンウィーク明け初めての休日が待って居ると謂う事でね｡僕もそろそろ此の難儀な部屋から脱出したいんですけど､──── 協力者は居ない訳ぇ！？｡ねえ！！｡……はあ､社長とか社長とか社長が居ればさぁ､こんな部屋とっくにパワープレイで抜け出せてると思うんだよね､僕｡幸いにも衣食住に困ら無いけど…退屈過ぎるってぇ…｡（ 暇が過ぎるのでティッシュを丸めて球を形成､脱出口に向かって全力投球為るも投擲雑魚｡／待機上｡ ）

（ 保守上､｡ ）

…寝れ無いし暇｡（ 暇を持て余して枕を抱き抱えた儘ばしばしと其れをベッドに叩き付けて居る｡如何にか暇を潰せ無い物かときょろ｡ ）

（ 人の気配がした気がした｡けれども気がしただけかもしれ無い｡不服そうに上げた顔を伏せて二度寝を謳歌する事にした｡ ／ 支援感謝！｡ ）

　(支援)

あッッッッッつ！！｡…この部屋､風呂場在るけどさあ…｡入って良い物…？｡しかも何か､何か…｡高い海外ライクなホテルとか大人が行くホテル…みたいな､在れ｡在れみたいなさあ､…ッ､透けてんだよなあ！！｡何でだよ！！｡絶対落ち着か無いだろこんな風呂場！！｡（ 文句文句文句｡文句が止まる事を知ら無い口｡流石に入浴はしたい気持ちと下心を塊にした様な風呂場に圧倒的困惑｡ぷるぷると小刻みに体が震えて､葛藤｡ ）

（ 朝からメッセージアプリを開いて再び同業者達へと連絡を送ってみて居るが､矢張り送れ無い｡自棄に成ってスマホを投げ捨てた｡ ）…お腹空いた｡何で冷蔵庫とかは在るんだよ此処｡生活しろって言われてるみたいで不気味過ぎるだろ｡

（ 寝落ちる迄緩待機上､｡ ）

（ ぱちぱち､数度ゆっくりと瞬きを落として､虚無とも言い切れ無い室内を見回した｡明らかに家では無い｡かと言ってスタジオでも無い｡配置された家具は生活感がちっとも無い｡辛うじて近場に置いて在ったスマホを手に取って仲の良い同業者達に連絡を送ってみる｡然し既読処かそもそも送れ無い｡何度試しても送信出来無いメッセージアプリへと目を通す事を諦めて電源を切った｡ ）…何なんだよ此れ｡亦拉致られる系の企画かあ…？｡僕等なら何時でも拉致って良いとか思ってんのかよ！｡なあ！｡（ ぺしぺし､シーツを少しだけ強めに叩いて､大声で叫んでみた物の返事は無い｡ ）

（ 事務所専用アプリのバグか何かだと思い込み乍らの起床はふッかふかのだだっ広いベッドの上｡色彩皆無の空間は眺めるだけで頭が可笑しく成りそうで､考える事を放棄｡睡魔に身体も頭も乗っ取られた様に重くて敵わ無い｡起こした体を今一度ベッドに沈めて､顔も枕に沈めて､唸り声を上げて居る｡ ）うﾞ〜………｡眠過ぎる………｡後五分だけ寝たい………｡

（ 一応確保して於く場｡ ）